2016年7月29日金曜日

CARMEN MAKI & OZ LAST LIVE !

マキOZのラストライブです。

マキOZのデビューはまさに、当時18だった私にとって衝撃でした。
国産のハードロックがやっと少しずつ出始めていましたが、大半はブルースをベースにしたバンドで、美しいメロディとへヴィネスを絶妙のバランスでロックしてくれた初めてのバンドがマキOZでした。日本語の歌詞でも、歌謡曲にならなかったのは、ひとえにマキさんの超高圧ハイトーンボイスによるもの。
このラストライブは、そんな彼らの代表曲(へヴィ・バラード)満載のベストライブです。
マキOZのライブは当時何度か経験しましたが、マキさんのパワーは本当にすごかった。

2016年7月21日木曜日

Stormy Six "Macchina Maccheronica"

イタリアン前衛ロックシーンで、1980年代に頂点を極めた、ストルミィ・シックスの代表作、"Macchina Maccheronica"。

プログレ雑誌、フールズメイトやマーキーのお陰で、私も一時期すっかりレコメン系チェンバーンロックアーティストにはまりました。
最初はArtZoyd(アールゾイ)、Univers Zero(ユニベルゼロ)にはじまって、ついにはストルミィ・シックスも。
特にこのアルバムは雑誌での評価が高かったので、初めて1曲目のアルプス民謡みたいなメロディを聴いた時には?????。
が、2曲目からは本来の前衛路線が爆発!とてつもなく高い演奏力に支えられたアンサンブルに圧倒されました。
ある意味暗黒チェンバーロックの標本のようなアールゾイやゼロと違って、ラテンの明るさを維持している、いかにもイタリアンロックバンドという趣きが素晴らしい!

2016年7月17日日曜日

MAGMA "MAGMA LIVE"

MAGMA "MAGMA LIVE" です。
私は、わが国にも実は万単位で存在すると思われる、マグマ教の信者です。
1980年代に、プログレ雑誌「Fools Mate」の紹介でマグマの存在を知って、今は無き西新宿の某ブート屋でこれのCD(泣き..。)を入手。圧倒的な演奏と、脳に響くミニマルコーラスで一気に入信しました。それ以来、マグマのアルバムを見つけては入手を繰り返し、今でも新譜が出れば必ず買います!
1980年代は廃盤ブームの余波でユーロロックのアルバムも軒並み高騰!これもなかなかアナログ盤を入手出来ませんでしたが、やっと2000年代になって入手できました。
信者になってからは、彼らの来日ライブも2回参加。
これからもついていきますので、老境をものともしないクリスチャンやステラはもとより他のメンバーも長生きしてがんばってください。

2016年7月14日木曜日

OASIS " (WHAT'S THE STORY) MORNING GLORY? "

OASIS " (WHAT'S THE STORY) MORNING GLORY? "
オアシスの絶頂期を迎えるきっかけとなった、2ndアルバム。

実は私が最初に入手したオアシスのアルバムでもあります。
若い頃から世の中の流行とは全く疎遠に暮らしていたので、このアルバムが発売された1995年当時、既にブリティッシュロックのブライテストホープとして脚光を浴びていたオアシスの事は何も知りませんでした。
ある日立ち寄った、渋谷の某外資系大型レコード店の店頭に山済みされていたのが、これ。
バンドの事は何も知りませんでしたが、たまには流行に乗るのも良いかと、ダメもとで早速購入。
しかし、これが大当たり!一枚目、B面1曲目の"Don't look back in anger"でまずはノックアウト。
他にも、"Wonderwall"、"Some might say"など、私好みのチューンが満載されていて大満足。
直ちにレコード店に行って、ファーストアルバムとライブビデオを入手した事を思い出します。

2016年7月7日木曜日

COLDPLAY " PARACHUTES "

COLDPLAYのデビューアルバム " PARACHUTES "です。

彼らの演奏を始めて聞いた(見た)のは、今は無き某外資系大手レコードショップチェーンの本社にあったビデオスタジオでの、レコード会社から届いたばかりのプロモーションビデオ。
このアルバムのA面の2曲目に入っている" Shiver "でした。21世紀になったばかりの事です。
私はクリス・マーティンのファルセットとタイトなギターサウンドに一発でノックアウト。
早速レコード店で、このアナログ盤を入手しました。

その後はご存知の通り、大ヒットを連発して2000年代以降のビッグネームになり、クリス・マーティンは女優さんと結婚したり、離婚したりプライベートでもすっかりセレブの仲間入りといったところですが、彼らの作り出す音楽の輝きは失われていませんね。


2016年7月2日土曜日

Red Garland " Can't See For Lookin' "

Red Garland " Can't See For Lookin' " です。

ご存知、マイルスのプレステッジ時代のリズムセクションのひとりとして名を馳せた、
名ピアニスト。こちらは正真正銘のピアノトリオです。
ベースも同じリズムセクションのポール・チェンバース、ドラムはフィリー・ジョー・ジョーンズ。
レッド・ガーランドは名盤が多いので、このアルバムは検索の上位にはあまり上がってきませんが、1曲目のタイトルトラックの、ゆったりとしたペースでころころころがるガーランドのプレイがなんともいえず美しい!

この3人が参加しているマイルスのアルバム、" Relaxin' "の2曲目の冒頭で、ガーランドがころころした柔らかな単音のイントロを弾き始めると、マイルスがヒューと口笛をふいて"Block code!"の一言。するとガーランドはやおらコード弾きのイントロでやり直すシーンがあります。やはりボス、マイルスには忠実なガーランドでした。

ところで、1980年代中ごろに、マンハッタンのビレッジバンガードで、初めて生ガーランドを見ました。ライブのガーランドは、このアルバムの落ち着いたイメージよりもずっとアグレッシブでブルージイだった事を覚えています。

2016年7月1日金曜日

The Beatles "ABBEY ROAD"

The Beatles "ABBEY ROAD"です。
私が最初に買ったビートルズのアルバムです。ほぼリアルタイム。

先週、ビートルズの初来日50周年記念番組で、森高千里さんがこの横断歩道を歩いてました。
キャバーンクラブでは、ドラムをたたいてましたね。
 
私も20年以上前にこの横断歩道を渡って、かみさんに写真を撮ってもらいました。
森高さんも番組で言っていましたが、大変交通量の多いところで、のんきに写真なんて撮っていると通行の邪魔になって大変です。
ちなみに、写真を撮り終わったら、キャーという西洋人女子グループの嬌声が!ふとみると背の高いおじさんが二人連れでスタジオの門を入っていったところでした。なんとMr. Paul McCartney!!
人生で最初で最後の生ポールでした。