Red Garland " Can't See For Lookin' " です。
ご存知、マイルスのプレステッジ時代のリズムセクションのひとりとして名を馳せた、
名ピアニスト。こちらは正真正銘のピアノトリオです。
ベースも同じリズムセクションのポール・チェンバース、ドラムはフィリー・ジョー・ジョーンズ。
レッド・ガーランドは名盤が多いので、このアルバムは検索の上位にはあまり上がってきませんが、1曲目のタイトルトラックの、ゆったりとしたペースでころころころがるガーランドのプレイがなんともいえず美しい!
この3人が参加しているマイルスのアルバム、" Relaxin' "の2曲目の冒頭で、ガーランドがころころした柔らかな単音のイントロを弾き始めると、マイルスがヒューと口笛をふいて"Block code!"の一言。するとガーランドはやおらコード弾きのイントロでやり直すシーンがあります。やはりボス、マイルスには忠実なガーランドでした。
ところで、1980年代中ごろに、マンハッタンのビレッジバンガードで、初めて生ガーランドを見ました。ライブのガーランドは、このアルバムの落ち着いたイメージよりもずっとアグレッシブでブルージイだった事を覚えています。
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