私にとってゼップは、"Stairway to Heaven"のIVではなく、まずは"Led Zeppelin II"です。
小生、中学を卒業したばかりの頃、これの日本グラムフォン盤を買いました。
人生で2枚目のLPです。
今となっては、何故これに手を出したかは定かでありませんが、多分当時愛読してたニューミュージックマガジンのレコード評に唆されたのかと........。
正直なところ、レコードに針を落として"Whole Lotta Love"が始まっても、ただただうるさいだけで今ひとつピンと来なかった事を覚えています。今にして思えば、ブルースロックが何なのか(もっともブルース自体も)まったく判らず、ただ「Beatlesよりこっちのほうが絶対新しくてかっこ良いんだよな!」と言った単純な思い込みだけで入手したので、それまで聞いていたポップスやグループサウンズ(懐かしの...)との落差があまりに大きく、自分の理解の範囲を超えていたんですね。
でも、それから我慢して何べんも聞きましたよ。なんせ高価な買い物ですから!
そうしたら数日後、突然"Whole Lotta Love"や"Thank you"、"Living Loving Maid"、"Heartbreaker"なんかがかっこ良く思えてきたんですよ。ブルースロックの理屈はともかく、ついに単純に彼らの曲にノル事が出来るようになったんです!
それからは、歌詞の内容なんて全く判らないけど、当時はやりのブルースロック、ニューロック(古....)一直線。家に遊び来た中学時代の同級生の女子に、講釈をたれる生意気なガキに成長しました。
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