2016年6月23日木曜日

PFM "Cook Live in U.S.A."

それまでロックはアメリカ、イギリスのだけのものと思われていた1970年代初頭、突如イタリアから出現して全世界に大きな衝撃を与えたPFM(プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ)。
1974年発売、初のライブアルバムです。
彼らの飛びぬけた演奏力と地中海のカラッとした青空を思わせる、パワフルで明るい曲の数々は、この北米ツアーでも多くの聴衆から圧倒的な支持を受けました。

現在は、このアナログ盤を複数所有していますが、実は私がこのアルバムを初めて入手したのは、発表から20年以上たった1990年代前半。それもCD(泣き...)。
何故かと言うと、このアルバムの日本盤が発売された当時、一緒にアマチュアバンドを組んでいたドラマーがアルバムを購入して、カセットコピーをもらっていたから。
何せ当時はレコードは高価な買い物。お互いに気になるアルバムを購入しては、カセットコピーを交換していたものです。(JASRACさん、ごめんなさい。)
まあ、いずれにしても初めて聞いたイタリアンロックバンドの凄まじい演奏には、唖然として、たちまちファンとなり、PFMコレクションのきっかけになりました。
曲が難しすぎて、当然のことバンドのレパートリーにはなりませんでしたが。(再び、泣き...)。

バンドはこのアルバム発表後、初の来日を果たしますが、地方在住の貧乏学生にはコンサートに行くだけのお金があるはずも無く、ただ音楽雑誌のレポートを寂しく読んだ記憶があります。(三度、泣き....)。 

ちなみに生のPFMライブは2002年の再来日に、やっと堪能することが出来ました。


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