ウッドストック世代のアイコン、Crosby, Stills, Nash & Youngの "Deja Vu"です。
ウッドストックと言っても、現在では知らない人のほうが圧倒的多数と思われますが、私のようなロックど真ん中ジェネレーション(要はジイサンですが.....)にとっては、ある種特別な響きを持った言葉です。
1969年8月15日~17日の3日間、米国ニューヨーク郊外のウッドストックで、40万人が結集した史上初のロックイベントで、現代のフジロックなど大規模ロックフェスの原型となりました。
泥沼化しつつあったベトナム戦争反対のムードもあって、"3 DAYS of PEACE & MUSIC"のスローガンのもと、Jimi HendrixをはじめとしてGrateful Dead, Janis Joplin, The Who, Ten Years Afterなどなど、当時のロックシーンのトップバンドが熱演を展開。
デビューしたばかりのSantanaもこの出演をきっかけに、一気にスターへの道を駆け上がります。
さて、今回のネタ、Crosby, Stills, Nash & Youngもメインアクトのひとつ。
このアルバムに収録されているJoni Mitchell作曲の"Woodstock"は、このイベントの記録映画のオープニングにも使われ、彼らをウッドストックのアイコンとして、強く印象づけました。
当時16才だった私も、最初に購入したは"Woodstock"のシングル盤。B面は同じアルバムから"Helpless"。
購入動機はもちろん映画も見てかっこ良さにノックアウトされたから。
4人のコーラスも素晴らしかったけれど、アコースティックギターを使っていても強力なロックのエネルギーを放出している、まさに革新的なユニットでしたね。